コラム

ペット火葬と市区町村(行政)への引き取りは何が違うの?それぞれの特徴を徹底比較

ペット火葬と市区町村(行政)への引き取りは何が違うの?それぞれの特徴を徹底比較
  • ペット火葬の豆知識について

2026年7月2日

■目次

  1. 市区町村への引き取りとはどういうもの?
  2. ペット火葬業者との違い
  3. 市区町村への引き取りを選ぶ場合の注意点
  4. ペット火葬業者に依頼するメリット
  5. どちらを選ぶかは飼い主様の気持ち次第

はじめに

ペットが亡くなったとき、費用を抑えたいという理由や、何から始めたら良いかわからないという理由から、「市区町村(行政)にペットを引き取ってもらうことはできないの?」と考える飼い主様もいらっしゃいます。

実際に、市区町村に連絡することでペットの遺体を引き取ってもらうことは可能です。
しかし、ペット火葬業者に依頼する場合とは大きな違いがいくつかあります。
本コラムでは、両者の違いをわかりやすく解説します。

市区町村への引き取りとはどういうもの?

市区町村(保健所・清掃局など自治体によって窓口が異なります)に連絡することで、亡くなったペットの遺体を引き取ってもらうことができます。

費用は自治体によって異なりますが、数百円〜数千円程度と、ペット火葬業者に依頼するよりも安価なケースが多いです。

ただし、市区町村の引き取りで行われるのは「一般廃棄物としての処理」であることがほとんどです。
他のペットや一般廃棄物と一緒に処理されるため、遺骨が手元に返ってくることはありません。
※中には個別で火葬・返骨を行うことが出来る市区町村もございますが、市区町村営の葬儀場にペットの火葬場が隣接しておりそちらで行うという形が一般的となっております。
また、火葬の立ち会いや収骨を行うことも基本的にできません。

ペット火葬業者との違い

市区町村への引き取りとペット火葬業者の最大の違いは、「供養の有無」と「遺骨の返骨の有無」です。

項目

市区町村(行政)

ペット火葬業者

費用

安価(数百〜数千円)

業者・プランによる

処理方法

一般廃棄物として処理

専用炉での火葬

遺骨の返骨

なし

プランによりあり

立会い

できない

立会火葬プランで可能

供養

なしor合祀埋葬

合同供養・個別供養など

対応の丁寧さ

一般的な業務対応

悲しみへの寄り添い対応

市区町村への引き取りは費用を最小限に抑えられますが、「ちゃんと送り出してあげた」という気持ちを持ちにくいという点があります。

市区町村への引き取りを選ぶ場合の注意点

市区町村への引き取りを選ぶ場合には、以下の点を事前に確認しておきましょう。

自治体によって対応が異なる
引き取りの方法・費用・窓口は自治体によって大きく異なります。
「○○市 ペット 死んだ 引き取り」などで検索するか、直接自治体に問い合わせて確認してください。

遺骨は戻ってこない
前述のとおり、行政の引き取りでは遺骨の返骨はありません。
「後から遺骨を手元に置きたい」と思っても取り戻すことはできませんので、後悔のない判断をしてください。
※中には遺骨の返骨をすることが出来るパターンもございますが、その際には飼い主様ご自身が各市区町村営の葬儀場へ行って行っていただく必要がございます。

引き取りに来るまでに時間がかかる場合がある
自治体の業務スケジュールによっては、すぐに引き取りに来てもらえないケースもあります。
急ぎの場合は事前に確認が必要です。
※特に土日祝の場合には引き取りを行っていないため注意が必要となります。

ペット火葬業者に依頼するメリット

ペット火葬業者に依頼することの最大のメリットは、「しっかりとお別れができること」です。

ペットが亡くなった後の供養体験は、飼い主様のペットロスからの回復にも大きく影響すると言われています。
「ちゃんとお別れができた」「最後まで一緒にいてあげられた」という経験が、悲しみを少しずつ昇華させる助けになることが多いのです。

また、ペット火葬業者では24時間対応・深夜対応・当日対応を行っている業者も多く、「すぐに対応してほしい」というケースにも柔軟に応えることができます。
遺骨を手元に残したい方・立ち会いたい方には、特にペット火葬業者への依頼をおすすめします。

どちらを選ぶかは飼い主様の気持ち次第

市区町村への引き取りもペット火葬業者への依頼も、どちらが正解・不正解というわけではありません。
経済的な事情や、「遺骨は手元に置きたくない」というご自身の考え方から、市区町村への引き取りを選ばれる方もいらっしゃいます。

大切なのは、後から後悔しないかどうかです。
「きちんとお別れしてあげたかった」と後になって思うのであれば、費用は多少かかっても火葬業者に依頼することをおすすめします。

迷っている場合は、まずペット火葬業者に費用を確認してみることも一つの方法です。
「こんなに安くできるなら火葬業者にお願いしよう」と思われるケースも多くあります。

おわりに

どちらの方法を選ぶ場合でも、「大切なペットへの気持ち」は変わりません。
費用・方法について何かご不明な点がある方は、お気軽にご相談ください。